リスケ実行と経営改革プロジェクトによりV字回復に成功した飲食業K社Crisis Phase
ご相談の経緯
・K社は、4店舗の飲食店を経営する業績15年の中小企業。
・3店舗目を出店する5年前までは、売上高も順調に推移し、さらなる成長を夢見ていた。
・しかしながら、3店舗目の売上高が思うように上がらないとともに、競合店の増加から店舗目、
2店舗目の売上も徐々に減少傾向となり、経常的な赤字体質となってしまった。
・逆転を目指し、4店舗目をオープンするも、こちらも予想の売上高をはるかに下回り、
借入金の返済がますます厳しくなり、3ヶ月後には返済ができなくなる状況となってきた。
・現状を打破するため、何とか経営者努力で再建をはかろうとするも、限界を感じ、
弊社へコンサルティングの依頼があった。
支援内容
簡易経営診断
3回の経営者インタビューにより、業績悪化の原因は、3店舗目、4店舗目の不採算化と業績向上意識の欠如であると診断した。
経営改善計画書の作成
上記の簡易経営診断を受け、3店舗目、4店舗目の閉鎖と目標管理導入を中心とした経営改善計画の方向性を経営者と確認し、金融機関交渉時に提出する経営改善計画書を作成した。
金融機関交渉の同行
社長とともに取引金融機関3つをすべて訪問し、経営改善計画書を説明した。
金融機関交渉の事後フォロー
その後の金融機関対応に関し各種アドバイスを行った。
経営コンサルティング
社内に経営改善プロジェクトを立ち上げ、定期的な会議により経営改善計画の実行状況を管理するとともに、財務責任者的な立場として資金繰りに関する方針の決定やアドバイスを行っている。
支援効果
金融機関交渉により、月額返済額が92万円から7万円になる返済条件変更契約に成功。
不採算店舗の閉鎖や従業員の意識改革により、店舗別の売上高は増加し、利益も増加傾向。
本部機能の強化と各店舗の営業力強化のため、経営改善プロジェクト進行中。
お客様の声
川原先生には、金融機関に提出する経営改善計画書の作成から金融機関交渉にいたるまで、 資金繰りに関する問題に対し、総合的にバックアップしていただきました。 おかげで、すべての金融機関から1年6ヶ月間の元金返済猶予をいただくことができ、落ち着きを取り戻しつつあります。 現在は、川原先生に先導・参加いただいている「経営改善プロジェクト」により、定期的に会議を行う体制ができ、業績も急回復中です。
本事例のポイント
弊社の提案に対して、経営者の判断と実行力が高かった。
経営改善プロジェクトが早期に機能し、従業員のモチベーションが向上した。
活用サービス(料金)
資金繰り安定化支援サービス:315,000円(3ヶ月)
経営改善支援サービス:78,750円(月額顧問料)
営業サポート地域
東京都(23区)
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